TOEIC初心者「TOEICで500点がどのくらいのレベルなのかなぁ。どのくらい時間がかかるのかや、オススメの参考書や勉強方法についても知りたいなぁ。」
今回はこう言った疑問に答えていこうと思います!
・TOEICで500点台をとる勉強法
・TOEICで500点台をとるまでの勉強時間
・TOEICで500点台のレベル
・TOEICで500点台を取るためのオススメの参考書
✔︎ この記事の信頼性
私は最初TOEICを受けた時はTOEIC440点しか取れませんでしたが、独学で900点までTOEICの点数を伸ばすことができました。
👇TOEIC500点を取るための参考書について知りたい方はこちらをチェックしてみてください!
TOEIC500点のレベル・難易度
まず初めにTOEICで500点のレベルについて紹介していこうと思います!
TOEIC500点のレベル(公式の見解)
TOEIC500点のレベルについては詳しくTOEIC公式サイトに書いてありますが、
わかりやすくまとめると
・短く、簡単な文章なら理解できる
・難解な単語や文法には苦戦する
IELTS、TOEFL、英検との比較
またTOEFLや英検、IELTSと比較してみると
TOEFL iBT(満点120) | IELTS(満点9.0) | TOEIC(満点990) | 英検 | 大学受験 |
50 – 60 | 5.0 – 5.5 | 600 – 695 | 2級 | 共通テストレベル(8割以上(160点以上)) |
40 – 50 | 4.5 – 5.0 | 500 – 595 | 準2級 | 共通テストレベル(6~7割以上(120~150点以代)) |
40以下 | 4.0以下 | 400 – 495 | 準2級以下 | 高校卒業レベル |
この表を見てみると、TOEICで500点を取るのは英検準2級、IELTS4.0-5.0、TOEFL40-50点程度だということがわかります。
TOEIC500点は軽視されがちですが、英検だと準2級になるんですね!
CEFRによる指標
また、CEFRという英語運用能力を比較するための国際的指標によると、
TOEIC500点のレベルはA2レベルに相当するそうです!
引用元:TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表
👇CEFRによるレベル分けは以下のようになっています!
CEFR レベル | 評価 | 説明 |
---|---|---|
A1 | 初級 | 基本的な日常会話ができる。 |
A2 | 初級 | 簡単な会話と基本的なコミュニケーションができる。 |
B1 | 中級 | 一般的なコミュニケーションができ、日常生活で問題なくコミュニケーションできる。 |
B2 | 中級 | 高度な会話やビジネスコミュニケーションができる。 |
C1 | 上級 | 高度なコミュニケーションや専門的なスキルがある。 |
C2 | 上級 | ネイティブスピーカーと同等の高度なスキルを持っている。 |
A2レベルだと『簡単な会話と基本的なコミュニケーションができる』レベルなので、それなりに高いレベルですね!
得点分布
また得点分布を見てみると495点以上の割合が上位63.1パーセントなので
全受験者の平均より少し下ということになりますね!
500点以上を獲得すればTOEIC初級者の中では上の方ですね!
引用元:TOEIC Program DAA2023(和文)2023年8月版
TOEIC500点のレベル(私の見解)
公式の見解と私の見解と少し違ったので、
私の見解についても紹介したいと思います!
・500点はすぐに簡単に取れる
・読み書きに関してもかなり精度が低い
TOEIC500点をとる難易度
大学入試までの英語を一通り勉強している人であれば、
TOEICで500点をとるのはかなり簡単です。
英語がある程度得意な受験生であれば、何の対策もしないで500点は取れちゃいます!
ちなみに、私は初めて受けた時にTOEICで400点台でした😭
しかし、その後大学受験の時に使っていたターゲット1900をもう一度ちゃんと復習し、
何冊かの公式問題集を使って勉強していたら、その2ヶ月後には735点をとることができ、
多分TOEICの勉強をして1ヶ月以内には500点は越していましたね!
さらに、その1ヶ月後には800点をとることができました!
後で詳しく勉強法については解説しますが、1日3時間ほどTOEICの勉強をしていました!
大学受験までの英語力があれば、かなり簡単に500点は取れますよ!
TOEIC500点の英語力
TOEIC公式によるとTOEIC500点保持者の英語力に関して『簡単な会話と基本的なコミュニケーションができる』と示していますが、全くそんなことないです!
TOEICはリスニングとリーディングしかないですし、TOEICのリスニングはかなりハッキリゆっくり喋ってくれているので、
TOEICで500点を取れていてもネイティブとの英会話や海外ドラマなどは全くできないです!
しかし、TOEIC500点を取れると言うことは英語の基礎的な部分についてはかなり出来上がってきている段階にあるので、
TOEIC600点まではもう少しですし、後もうちょっと勉強すれば700点台も全然狙えます!
毎日少しづつでも勉強していれば、500点から700点ぐらいまでは意外と簡単に上がります!
TOEIC500点を取るメリット
・TOEIC600点、700点も視野に入ってくる
正直いうと、TOEICで500点をとっているだけでメリットはありません!
履歴書に書けるのはTOEIC600点からですね!
ただ!!、TOEICで500点をとっていると言うことは、TOEICの勉強を開始していると言うことになります!
さらに500点を取れると言うことはそれなりに基礎的な部分はある程度はできているはずなので、
さらに基礎を磨いていけば、かなりすぐにTOEICの点数は上がります!
TOEICは勉強すればするほど点数が上がるので、ここから本腰を入れれば600, 700, 800とどんどん点数を伸ばしていくことができます!
また、全くの英語初学者の状態からTOEICで500点を取れるまで実力を上げるより、500点から900点台まで上げる方が圧倒的に簡単です!
せっかく500点ぐらいをとっているのであれば、そこからもっとTOEICの点数を上げていってほしいです!!
さらに、今回は現在TOEICで500点以下の方でも絶対に500点、600点、700点、さらにそれ以上を取れるための勉強法についても紹介していきます!
ぶっちゃけ、TOEICでどの点数を狙う人でも勉強法にそこまで大きな違いはありません!
とにかく現在、TOEICで500点に後もうちょっとで届かないと言う方はご自身が思っている以上に英語の実力があるので、
そこから頑張ってTOEICの点数をガンガン上げていってほしいです!
あくまでTOEIC500点が低いと言われているのは『英語学習者の中』でであって、全日本人の中では上位の英語力になります!
TOEIC500点を取るのに必要な正答率
次にTOEICで500点を取るための正答率について紹介していきたいと思います!
TOEICはリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、
合計約2時間で200問に答えるマークシート式のテストです。
TOEICの一問あたりの正確な点数はその時の難易度によって多少変動しますが、基本的に1問5点です!
TOEIC公式問題集の換算表によるとTOEIC500点は約50%の正答率で達成できます。
50%ということは約100問正答すれば達成できます。
👇オススメのTOEICで500点を取る点数配分を載せておきます!
リスニング | リーディング | 合計 |
250/495点(50/100問正解, 50%) | 250/495点(50/100問正解, 50%) | 500/990点(100/200問正解, 50%) |
300/495点(60/100問正解, 60%) | 200/495点(40/100問正解, 40%) | 500/990点(100/200問正解, 50%) |
これはリスニングとリーディング両方を合わせた点数なので、リーディングで50問(約250点)、リスニングで50問(約250点)
というように半分づつでなくても、リーディングで40問(約200点)、リスニングで60問(約300点)
のように、自分の得意な方で得点を稼ぐということもできます!
TOEICは基本的にリスニングの方が簡単なので、リスニングの方で得点を稼ぐのもアリですね!
TOEIC500点を取るための勉強時間
・1日2~3時間勉強して1ヶ月以内
※大学入試までの英文法・単語を一通り終わらせている場合
ぶっちゃけ現在の英語力にもよりますが、
・大学入試までの単語を一度しっかり覚えた
・文法を忘れていても解説を読めばほぼ思い出せる
この二つをクリアしてさえいれば、1ヶ月以内でTOEIC500点を獲得することはできます!
大学入試直後の日東駒専レベルの受験生であれば何も対策しないでTOEICで500点は取れるでしょう!
逆にほぼ大学入試までの英文法・単語がほぼわからない人はこれ以上かかります!
私は英語完全初心者ではないので、完全初心者向けの記事を書けないので、
👇完全初心者の方はこちらの動画を参考にしてみてください!
ちゃんと大学入試までに英語の勉強をしてさえいれば、TOEIC500点は簡単です!
ぶっちゃけ、あとはテストを受ければTOEIC500点取れちゃいます!
とはいえ、これから600点、700点と点数を高めていきたい人もいると思いますし、
今回紹介する勉強法は何点台の人であろうと参考になるので、紹介していきたいと思います!
TOEIC500点を取るための単語学習法
大学入試の時に使っていた単語帳の復習
👇ちなみにより詳しいTOEICの単語帳の選び方や単語学習法についてはこちらの記事で紹介しています!
『TOEIC専用の単語帳は必要じゃないの?』と思った方もいるかもしれませんが、
まず単語に関してなんですけど、TOEIC専用の単語帳はいらないです。
なぜTOEIC専用の単語帳がいらないかというと
TOEIC専用の単語帳がいらない理由
・TOEICに出てくる単語のほとんどは大学入試までに覚えた単語
・TOEIC特有の単語は種類が少なく、何回も出てくるので問題を解いているうちに覚える
私がTOEICで900点取った時もTOEIC用の単語帳は使っていませんでした!
これらの理由から、TOEIC専用の単語帳を新しく覚えなくていいということになります!
TOEICに出てくる単語の9割以上は大学入試の時に覚えた単語です!
もし現在の時点で大学入試までの単語をほぼ完璧に覚えているのであれば、すぐにTOEIC500点を取ることはできます!
さらにTOEICで500点を取る確率を確実にするために、公式問題集などを使って問題を解きまくりましょう!
また、まだ大学入試までの単語を覚えていないという人、忘れてしまったという方は新しく買い直してでも覚える価値があるので、新しく買ってサクッと覚えなおしちゃいましょう!
私はターゲット1900を使っていました!皆さんは何を使っていましたか?
👇王道の大学入試用の英単語帳を貼っておきました!
また、大学入試までの単語はすでに完璧だと言う方は、おそらくそのままTOEICを受けても500点は余裕で超えます!
なのでそういった方は、金のフレーズ を使ったより高い点数をいきなり狙ってみるのがオススメです!
TOEIC500点を取るためのリーディング対策
毎日TOEICの問題を解いて、わからない文法・単語がなくなるまで復習する
👇ちなみにより詳しいTOEICのリーディングの参考書の選び方や勉強法についてはこちらの記事で紹介しています!
毎日TOEICの問題を解いて復習をしていれば、確実にTOEIC500点を達成することが出来ます!
これだけだと抽象的すぎて分かりずらいと思うので、詳しく解説していきます!
まずはTOEICのリーディングセクションの100問を一気に解かないで2分割以上して解いてください。
ぶっちゃけると一気に100問解いても良いのですが、100問解いて一気に100問復習するとなると、
問題を解いた後で疲れている上にたくさん復習しないといけないため、復習がなおざりになってしまいます!
とくにTOEIC初学者のうちは復習するところがたくさんあるので、復習にかなり時間がかかります!
英語の実力が一番上がるのは復習している時です!
問題を分割することで、その分割した分が終わったら、その分だけ復習すればいいので、集中して復習することが出来ます!
私が400点台で復習する内容が多かった頃はパート5, パート6, パート7は3分割というような感じで、5回に分けて勉強していました。
そして、復習する時のポイントは
1. わからなかった文法を全てわかるようにする
2. わからなかった単語を全て調べる
この2点だけです!
この2点だけの代わりに少しでもわからない文法、単語は全て調べましょう!
問題を解いている時にわからない文法・単語には鉛筆で印をつけておくと後で復習する時に復習しやすくなります!
わからない単語・文章には下線をひいて、自信のない問題には「?」をつけてます!
引用元:TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング
引用元:公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10
また、解説を見ても理解しきれなかった文法に関しては、自分が使っている文法書やインターネットで調べてわからないところをなくしておきましょう!
例えば「分詞構文 訳し方」とかで調べたらいっぱい検索結果が出てくるので、その記事を読めば理解できます!
また、最近だとChatGPTを使えば詳しく文法を解説してくれるので、ChatGPTにわからない文法を聞いてみるのアリです!
👇こんな感じで教えてくれます!
ただ、ChatGPTだと少し性能が低いように感じたので、Geminiの方がオススメです!
これをひたすら繰り返すだけでどんどん点数が上がっていきます!
私は、これと単語を覚える以外何もやっていないです!
また、TOEICのリーディングに関してなんですけど、全部時間何時切らなくても大丈夫です。
私は800点超えててから全部を解き終われるようになりました!
TOEIC500点を取るためのリスニング対策
毎日TOEICの問題を解いて、わからない文法・単語がなくなるまで復習する
👇ちなみにより詳しいTOEICのリスニングの参考書の選び方や勉強法についてはこちらの記事で紹介しています!
リスニングの勉強法はリーディングとほぼ同じです!
リスニングのパートもリーディングパート同様一気に100問解くのではなく、分割して解いて集中して復習することをオススメします!
とくにTOEIC初学者のうちは復習するところがたくさんあるので、復習にかなり時間がかかります!
毎日解いてしっかり復習すること量をこなして、耳を英語に慣らしていくことが大切です!
TOEIC500点であれば、単語を覚えて公式問題集を1回ほど解けば、すぐに500点になります!
1. わからなかった文法をわかるようにする
2. わからなかった単語の意味を確認する
3. もう一度わからなかった音声をスクリプトを見ながらもう一回聞く
これだけで十分です!
リスニングもリーディング同様、わからなかった単語や文法には、後で復習できるように、鉛筆で印をつけておきましょう!
そして、それらの単語・文法はしっかりリーディング同様、ネットやChatGPTを使って調べて、理解できるようにしておきましょう!
リーディングとの違いは、『わからなかった音声はスクリプトを見ながらもう一回聞く』です!
わからない音はいつまで経ってもわからないので、自分が聞こえた音と実際の音のギャップを埋める必要があるので、
問題を解き終わったら、実際の音はどんな音なのかスクリプトを見ながら音声を聞きましょう!
何回も復習しているとだんだん聞こえるようになってきます!
また、単語に関してもTOEIC特有の単語はリーディング同様、リスニングでも何回も出てきます!
なので、何回も問題を解いていればTOEIC特有の単語は自然と覚えることが出来ます!
TOEIC500点を取るためのオススメの参考書
次にTOEICで500点を取るためにオススメの参考書を2つ紹介していきます!
公式問題集or精選模試
定価 | 3300円 |
---|---|
問題数 | 模試2回分(400問)※リーディング200問・リスニング200問 |
オススメ度 | |
おすすめする人 | ・TOEICを勉強している全ての日本人 |
TOEIC公式問題集のメリット | TOEIC公式問題集のデメリット |
・本番の形式に一番近い問題集 | ・1冊3300円と少し高い ・2回分の模試しか入っていない |
定価 | 1980円 |
---|---|
問題数 | リスニングの模試2回分(400問) |
オススメ度 | |
おすすめする人 | ・TOEIC本番より少し難しめの問題を解きたい人 ・公式問題集より安い値段で問題を解きたい人 |
この上記の2つがおすすめです!
ちなみにTOEIC精選模試とは公式問題集のちょっと難しいバージョンです!
ちょっと難しいので、これらが難しいと感じる方は公式問題集を使った方がいいのです。
TOEIC精選模試は難易度がちょっと高いというところ以外公式問題集の上位互換です!
👇TOEIC精選模試の使い方を書いた記事を書いたのでぜひチェックしてみてください!
👇ちなみに公式問題集とTOEIC精選模試の違いはこんな感じになっています!
問題集 | 価格 | 問題数 | 1問あたりの価格 |
---|---|---|---|
TOEIC公式問題集(2回分(200問×2)) | 約3300円 | 400問(本番形式の模試(200問×2)) | 約8.25円/1問 |
TOEIC精選模試【総合】(2回分(200問×2)) | 約2000円 | 400問(200問×2) | 約5円/1問 |
ただ、公式問題集もいいところがあり、難易度や形式が本番にかなり近いです!
あとは、もう少しコスパよく問題を解きたい方は、スタディサプリTOEIC対策コースもコスパいいのでオススメですね!
問題集 | 価格 | 問題数 | 1問あたりの価格 |
---|---|---|---|
TOEIC公式問題集(2回分(200問×2)) | 約3300円 | 400問(本番形式の模試(200問×2)) | 約8.25円/1問 |
TOEIC精選模試【総合】(2回分(200問×2)) | 約2000円 | 400問(200問×2) | 約5円/1問 |
スタディサプリTOEIC対策コース(4000問(200問×20)) | 月額2728円~ | 4000問(200問×20) | 約1.46円/1問 |
私は紙派なので今はスタサプを使っていませんが、使ってみた感じスマホで勉強したい人には合うと思います!
気になった方は、スタディサプリ無料体験(7日間)を実施しているので一度試してみてください!
まとめ
今回はTOEICで500点を取るための勉強法を紹介しました!
まずは少しでもいいのでTOEICの勉強を始めてみることがオススメです!
勉強していく中でまた違う景色が見えてきます!
また、500点を取ることができれば600点もう少しですし、600点が取れると言うことは、
英語の基礎がかなりできている状況なので、700点もかなりすぐに取れるようになります!
お互いに頑張りましょう!💪
少しでも参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
それではまた!!