TOEICの小技について知りたい方にオススメのブログ
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TOEIC600点を目指している人「まずはTOEIC600点を目指そうと思ってるんだけどどの参考書を使ったらいいのかなぁ?」
今回はこう言った疑問に答えていこうと思います!
あんまりたくさん教材を使っても中途半端になってしまうので、今回は絶対使ってほしい2冊とその他の教材に分けて紹介していきます!
・TOEICで600点を超えるための参考書
✔︎ この記事の信頼性
初めてTOEICを受けた時は400点台でしたが900点台までTOEICの点数を伸ばすことができました!
ちなみに私はTOEIC400点台から800点を取るまで同じ参考書を使っていました!
👇TOEIC600点を取るための勉強法について知りたい方はこちらをチェックしてみてください!
TOEIC600点はどのくらいのレベル?
まずはTOEIC600点がどのくらいのレベルなのかについてみていきましょう!
TOEIC600点のレベルを知ることにより、現在の自分の立ち位置を把握することができます!
TOEIC600点の英語力
まずはTOEIC600点を取るためにどのくらいの英語力が必要とされているのか、
TOEIC600点の英語力がどのくらいなのかをみていきましょう!
TOEIC600点のリーディングとリスニングのレベル
👇TOEIC公式サイトなどをもとに表にしました
トータルスコア | 英語力 |
600〜695点 | リーディング 高校レベルの文法を解説を見ればすぐ、理解できる。しかし、覚えている単語数が少し物足りない。短い文章なら確実に理解できる。長い文章になると読めるものと読めないものが出てくる。 リスニング リスニングに関しては短文なら理解できる。しかし、長い音声でも話の概要がわかるものも出てくる。 |
※TOEIC公式サイトや私や友人、ネットの情報を参考に作成
こうやってみてみると、TOEIC600点は高校までの基礎的な英単語・英文法を学び終えた段階と見ることができます!
CEFRによる指標
また、CEFRという英語運用能力を比較するための国際的指標によると、
TOEIC600点のレベルはB1レベルに相当するそうです!
引用元:TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表
👇CEFRによるレベル分けは以下のようになっています!
CEFR レベル | 評価 | 説明 |
---|---|---|
A1 | 初級 | 基本的な日常会話ができる。 |
A2 | 初級 | 簡単な会話と基本的なコミュニケーションができる。 |
B1 | 中級 | 一般的なコミュニケーションができ、日常生活で問題なくコミュニケーションできる。 |
B2 | 中級 | 高度な会話やビジネスコミュニケーションができる。 |
C1 | 上級 | 高度なコミュニケーションや専門的なスキルがある。 |
C2 | 上級 | ネイティブスピーカーと同等の高度なスキルを持っている。 |
B1レベルだと一般的なコミュニケーションができ、日常生活で問題なくコミュニケーションできる
レベルなので、かなり高いレベルだと公式だと言われています!
得点分布
次に得点分布を見ていきましょう!
また得点分布を見てみると595点以上の割合が上位53.6パーセントなので
ちょうど全受験者の真ん中あたりということになりますね!
600点以上を獲得すればTOEIC中級者の仲間入りですね!
引用元:TOEIC Program DAA2023(和文)2023年8月版
TOEICと英検や大学受験との比較
次に英検や大学受験、また他のテストと比べてみましょう!
TOEIC(満点990) | IELTS(満点9.0) | TOEFL iBT(満点120) | 英検 | 学生のレベル |
900 – 990 | 6.5 – 7.0 | 90 – 100 | 準1級or1級 | |
800 – 895 | 6.0 – 6.5 | 70 – 90 | 準1級 | |
700 – 795 | 5.5 – 6.0 | 60 – 70 | 2級or準1級 | 難関大学レベル(早慶) |
600 – 695 | 5.0 – 5.5 | 50 – 60 | 2級 | 共通テストレベル |
500 – 595 | 4.5 – 5.0 | 40 – 50 | 準2級 | |
400 – 495 | 4.0以下 | 40以下 | 準2級以下 | 高校卒業レベル |
※私や友達の体験とネットの情報から表を作りました
TOEIC600点台は英検で言うと2級に当たります!
ちなみに英検2級は高校卒業程度とされています!
また、大学受験で比べてみると大体共通テストレベルですね!
TOEFLやIELTSと比べてみると、IELTSだと5.0 – 5.5、TOEFLだと50 – 60ぐらいですね!
TOEFLやIELTSは留学するために受けるためのテストです!
ちなみにTOEICはほぼ就職活動や転職活動などを目的として使われるケースがほとんどです!
TOEIC600点を取るためには何問まで間違えられるのか
最後にTOEIC600点を取るためには何問正解しないといけないのか?
逆に言えば何問まで間違っていいのかをみていきたいと思います!
TOEICはリスニング(約45分間・100問・495点)、リーディング(75分間・100問・495点)、
合計約2時間で200問(合計990点)に答えるマークシート式のテストです。
基本的に1問5点がTOEICの点数になっています!
つまりTOEIC600点は約60%の正答率で達成できます。
リーディングとリスニングで300点(60問)づつ(合計120問)正解すればいいわけですね!
つまりリーディングとリスニングで合わせて、78問まで間違って良いことになります!
こうやってみると結構簡単な気がしますね!
またこれは合計で600点なので、極端な話リスニングで400点でリーディングで200点でもいいのです!
TOEICは基本的にリスニングの方が簡単に感じる人が多いのでリスニングで点数を稼ぐのもアリですね!
TOEIC600点超えのための注意点
つぎにTOEICで600点超えのための注意点について紹介していきます!
大学受験(高校まで)までの英文法・単語が終わっていない人はそれらを先に終わらせる
現在大学受験までの英文法・単語の勉強が一通り終えていない人は、いきなりTOEICの勉強を始めるより、
大学受験までの基礎的な英語の知識を身につけてからの方が、一見遠回りに見えますが、近道なので、
それらを一通り勉強してからTOEICの対策をした方がいいです!
大学受験までの英文法・単語の知識があればTOEICに出てくる文章は9割以上理解することができます!
わからないところがなくなるまで徹底的に復習する
TOEICで600点を目指しているような方なので、英語の基礎的な部分はある程度できている人もたくさんいると思います。
しかし、まだまだ基礎的な部分が十分でないと思うので
復習の際にはわからないところが0になるまで、徹底的に復習をしてください!
わからないところを徹底的に復習することにより、自分が苦手とする文法がなんなのか確認でき、なおかつ自分のものにすることができます!
私は大学受験レベルの文法、単語の知識がかなり抜けていたのですが、文章中やスクリプト中に出てきた意味が取れない英文・単語を全て復習していたら、だんだんわからない文法がなくなってきました!
ただ、TOEICで600点台というとまだ、英語の基礎的な部分が完璧じゃない方もいると思うので、
サクッと基礎的な英語の知識を学んで、問題演習をしまくるのがオススメです!
👇より詳しいTOEICの勉強の仕方についてはこちらの記事をチェックして欲しいのですが、
ここでもちょっとだけ紹介しておくと、
具体的なTOEIC600点を取るための勉強法1、問題を解きながら分からない英文・単語、聞こえなかった問題、に印をつけておく
2、復習する際にわからないところを全て調べる
この2つだけをひたすらやることにより、英語力がどんどん向上していきます!
実際にやってみるとかなり地味な作業ですが、めちゃくちゃ効果があるのでオススメです!
TOEIC600点を超えるために最適な参考書の選び方
書店やインターネットを見てみるといろんな参考書ありすぎて選ぶのが大変ですよね!
以下の4つのポイントを参考にしてみてください!
1, 自分のレベルに合ったものかどうか
2, 自分の勉強法に合うものかどうか(紙orアプリetc)
3, 参考書は1度にたくさんやらない
4, 新形式に対応しているかどうか
自分のレベルに合ったものかどうか
当たり前なのですが、参考書は自分のレベルに合ったものを選ぶようにしましょう!
例えば、自分の今の英語のレベルが中学英語レベルなら、いきなりTOEICの対策をするよりも
高校レベルの英語を一度終えてからの方がTOEICで600点もしくは高得点を取るための近道です!
逆に高校レベルの英語はもう一通り終えているのに、中学レベルの参考書をやったり、
高校レベルの文法の復習ばかりしていてもなかなか英語力が上達しません!
自分のレベルより少し難しいぐらいの問題がちょうどいいですね!
自分の勉強法に合うものかどうか(紙orアプリetc)
また自分の勉強法にマッチした参考書を選ぶのも重要です。
全ての勉強をスマホの中で完結したい人もいるでしょうし、逆に全て紙の参考書で勉強したい人もいるでしょう!
ちなみに私はなるべく紙の媒体で勉強したい派です!笑
とにかく勉強で大事なことは続けることなので、自分が続きそうな参考書を選ぶことが重要になってきます!
参考書は1度にたくさんやらない
そして1番大切なのが、参考書を1度にたくさんやらないです!
すでにTOEIC900点レベルになっている方ならわかっている方がほとんどだと思いますが、一度にたくさんの参考書に手を出してしまうと点数が伸びません!
私もTOEIC400点台の時は文法特急、金フレ、公式問題集、ターゲット1900、大学で配られたTOEIC対策参考書?などを同時並行でやっていました!
1冊あたりにかけられる時間も減りますし、どの参考書も中途半端になってしまい実力が上がりません!
特に文法、単語など同じ分野で2つ以上のものを同時並行で使うのはよくないです!
例えば、でる1000と文法特急や金フレと黒フレを同時並行でやるなどです!
片方を完璧にしてから次の参考書に移りましょう!
その後、TOEIC公式問題集とターゲット1900だけに絞って勉強をしたところ、次のTOEICで735点まで伸ばすことができました!
ここで、大切になってくるのが参考書を『1度に』たくさんやらないと言うことです!
1度に同時並行でやると全て中途半端になってしまいますが、1冊完璧にして次の参考書というふうにしていけば全ての参考書を自分の実力に繋げていくことができます!
私も模試は最低でも3周、文法問題の参考書は7周以上、単語帳は数えられないぐらい周回しています!
参考書を買うのは楽しいですし、たくさん買いたくなりますが、まずは今使っている参考書を完璧にしてから次の参考書を買いましょう!
ちなみに私は今は文法ははま1000、模試は韓国の既出問題集に絞り、単語は英検1級対策用に1度完璧にした4冊の単語帳を繰り返しています!
新形式に対応しているかどうか
ほとんどないと思うのですが、TOEICは2016年の5月から新形式の問題に変わりました。
リスニングでは会話問題、リーディングでは読解問題が増えているようです。
なので、新形式のTOEICに対応した問題集を買うようにしましょう!
TOEIC600点を超えるためにオススメの参考書【4つ】
ここからはTOEICで600点を取るための参考書をぶっちゃけこれだけで十分な2冊と、そのほかにもおすすめの4つ紹介していきます!
1. ぶっちゃけこれだけで十分【2選】
2. これもオススメ【2選】
ぶっちゃけこれだけで十分な2冊で基本は大丈夫です!
厳選2冊※これだけで十分!
ぶっちゃけこの2冊で十分です!その2冊は
この2冊さえやり込めば、600点どころか800点も達成することができます!
私もTOEIC400点台から800点台までにするのにターゲット1900と公式問題集しか使っていませんでした!
ただ、これだけだと少し説明が足りないので、より詳しく解説していきます!
大学受験の時に使っていた単語帳
大学受験までの単語帳で、TOEICに出てくる単語の9割以上をカバーすることができます!
なのでTOEIC対策といえど、大学受験用の単語帳で十分対策可能です!
確かにTOEICのテストには出るけど、大学入試には出てこないようなTOEIC特有の単語というものは存在します!
しかし、そう言ったTOEIC特有の単語はそこまで多くない上に問題を解いていると何度も出てくるので、
十分な問題演習をすれば、問題を解きながら覚えていくことができます!
大学入試用の単語帳を完璧にすればかなり、TOEICの問題を解けるようになります!
注意点としては、大学受験用の単語帳と言っても簡単なものもあるので、
2000語前後の単語帳を使うことをオススメします!
私はターゲット1900を大学受験時に使っていました!
👇オススメの大学受験用の英単語帳を貼っておきますね!
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
定価 | 3300円 |
---|---|
問題数 | 模試2回分(400問)※リーディング200問・リスニング200問 |
オススメ度 | |
おすすめする人 | ・TOEICを勉強している全ての日本人 |
値段がもう少し安くて、問題数がもっと多かったら星5つなんけどね😭
公式問題集のメリット | 公式問題集のデメリット |
・TOEIC本番テストとほぼ同じレベルの問題を解くことができる ・無料音声付き | ・一冊だけだと演習量的に足りない ・1冊3300円と高い |
大学受験時代に使っていた単語帳と一緒に使ってほしいのが、
公式TOEIC Listening & Reading 問題集(以降、公式問題集)です!
公式問題集は本番と同じ形式の模試が2回分入った問題集です!
この問題集を解くことによって、
公式問題集を解くメリット・TOEICとはどう言ったテストなのか知ることができる
・TOEIC特有の単語を覚えることができる
・TOEIC特有の問題の解き方を知ることができる
などのメリットがあります!
ただデメリットとして、この問題集は1冊3300円とかなり高いです。
問題演習をしっかりするためには公式問題集を何冊か買う必要があります!
なので、もう少しコスパよく問題を解きたい方は、ちょっと難しくなってしまいますが精選模試シリーズや、
あとはスタディサプリTOEIC対策コースもコスパいいのでオススメですね!
問題集 | 価格 | 問題数 | 1問あたりの価格 |
---|---|---|---|
TOEIC公式問題集(2回分(200問×2)) | 約3300円 | 400問(本番形式の模試(200問×2)) | 約8.25円/1問 |
TOEIC精選模試【総合】(2回分(200問×2)) | 約2000円 | 400問(200問×2) | 約5円/1問 |
スタディサプリTOEIC対策コース(4000問(200問×20)) | 月額2728円~ | 4000問(200問×20) | 約1.46円/1問 |
私は紙派なので今はスタサプを使っていませんが、使ってみた感じスマホで勉強したい人には合うと思います!
気になった方は、スタディサプリ無料体験(7日間)を実施しているので一度試してみてください!
👇公式問題集の詳しい使い方についてはこの記事をチェックしてみてください!
これもオススメ2つ
次に厳選の2冊以外にもオススメの参考書が2つあるので、それらを紹介していきたいと思います!
1. 1駅1題! TOEIC TEST 文法特急(パート5対策)
1つづつ詳しく解説していきます!
1駅1題! TOEIC TEST 文法特急
定価 | 935円 |
---|---|
問題数 | 153問 |
オススメ度 | |
おすすめする人 | ・パート5に特化した対策をしたい人 |
文法特急のメリット | 文法特急のデメリット |
・パート5を集中的に対策できる ・各問題に目標タイム記載されている ・小さいから持ち運びやすい ・かなり詳しく解説が書いてある | ・問題数が少ない |
この参考書はパート5の文法穴埋め問題を集中的にトレーニングできる参考書になっています!
👇ちなみにパート5はこんな感じの問題です!
No. 101 Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily ——.
(A) complication
(B) complicates
(C) complicate
(D) complicated出典:サンプル問題|IIBC
公式問題集だけだとどうしてもパート5の演習料として少ないので、
パート5が苦手な人にはこの1駅1題! TOEIC TEST 文法特急(文法特急)がオススメです!
かなり1問1問詳しく解説が書いており、問題ごとに目標タイムが書いてあるのもいい点ですね!
ただデメリットとしては、この問題集は小さくて持ち運びやすい代わりに、
収録されている問題数が、153問なので、もっとたくさん演習したい方には少し物足りないかもしれません。
TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ
定価 | 979円 |
---|---|
収録単語数 | 1000語 |
オススメ度 | |
おすすめする人 | ・問題演習の時間があまり取れない人 ・よりTOEICに集中して対策したい人 ・TOEIC専用の単語帳で単語を覚えたい人 |
大学受験用の単語帳だけで十分ですが、どうしてもTOEIC対策用の単語帳で対策したい人向けに紹介しました
金のフレーズのメリット | 金のフレーズのデメリット |
・TOEIC特有の単語と大学受験までの基礎的な単語を同時に覚えられる ・979円と1000円を下回る安さ ・無料音声付き | ・日本語→英語の記載になっている ・大学受験レベルの単語を全て復習するには少し数が足りない |
次にオススメするのはTOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ(以降、金のフレーズ)です!
TOEIC対策の単語帳と言ったらこの単語帳を思い浮かべる人も多いでしょう!
Amazonでも英語の単語・熟語の売れ筋ランキング部門でベストセラー1位になっており、めちゃくちゃ人気のある単語帳です!
ただ何回も言っている通り、TOEICに出てくる単語の9割以上は大学受験までの単語でカバーできます!
なので、大学受験までの単語はもう覚えて、余裕のある人はこの単語帳をやってもいいでしょう!
しかし、この単語帳にもいいところが何個かあって、この単語帳はTOEIC特有の単語をまとめて覚えることができます!
大学受験用の単語帳に載っていないような単語もTOEICには少し出てくるので、そう言った単語をまとめて覚えるにはオススメの単語帳になっています!
👇ちなみに中身はこんな感じになっています!
引用元:TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
ただ、この単語帳の難点としては1000語しか収録されていないため、
大学受験レベルの単語を全て復習することができない点です!
なので、この単語帳は大学受験レベルの単語を全てマスターしており、かつTOEICの点数が
TOEIC特有の単語を知らないために取れない人にオススメの単語帳になっています!
また、そこまでデメリットというわけでもないのですが、この単語帳は多くの単語帳と違って、
『日本語→英語』の表記になっているのでそれが覚えにくいという方もいるかもしれません!
まとめ
と言うわけで今回は、TOEIC600点取得のためのオススメ参考書を紹介していきました!
大学受験までの英語の知識が一通りある人が、TOEIC600点を取るためには、
基本的に、大学受験用の英単語帳と公式問題集だけあれば大丈夫です!
その代わりその2つを徹底的にやりこんでください!
まだ大学受験までの英語の勉強を一通り終えていない人は速攻で終わらせて、この記事にまた戻ってきてください!
応援しています!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
それではまたっ!!