英検1級ライティングの対策が知りたい人「英検1級のライティングの対策ってどうすればいいの?参考書とかもいっぱいあってわからん。勉強法とかもシンプルなの教えてくれ!」
今回はこういった疑問に答えるため、英検1級に合格するための最低限の対策方法を紹介していきたいと思います!
参考書1つ!勉強法1つで紹介していきます!
👇ちなみに、私の英検1級のライティングの結果はこんな感じでした!
決して高い点数ではありませんが、合格点には十分でしょう!
・英検1級ライティングの対策・勉強法
・英検1級ライティングの参考書
・私が実際に合格した際の英検1級ライティングの原稿
英検1級ライティングの概要
まずは、英検1級ライティングの概要について見ていきましょう!
英検1級ライティングの採点基準・合格点
1. 内容
課題で求められている内容が含まれているか
2. 構成
英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか
3. 語彙
課題に相応しい語いを正しく使えているか
4. 文法
文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
👆英検1級ライティンは要約と英作文の2つがありますが、両方とも同じ採点基準だそうです!
また、合格点については特にありません!
というのも、リーディング、リスニング、ライティング全ての合計が7割になれば、英検1級は合格だからです!
ただ、理想としてはライティングで7割(44.8点/64)は少なくとも取っておくのがおすすめですね!
8点の項目が要約と英作文で4個づつで合わせて64点です!
全ての項目で5.6/8点以上を取れば7割以上を確実に取れるということになります!
正確にはCSEスコアに換算するので違いますが、大体あっていると思います!
英検1級ライティングで出されるトピック
英検1級ライティングでは、社会性の高いトピックが出されます!
要するに、社会、経済、法律、国際問題、科学など小難しいトピックです!
👇例えば、要約問題なら
・都市に人口が集中することの問題
・砂を大量に使うことによる自然への影響
👇例えば英作文なら
・死刑制度は日本で禁止されるべきか?
自由貿易は経済を活性化させるのに一番良い方法か?
などです!
普段あまり考えたことのないトピックばかりなので、ちょっと書きにくいですね!
英検1級ライティング(要約)の対策・勉強法
というわけで、まずは英検1級ライティング(要約)の対策・勉強法を紹介していきます!
英検1級要約の対策・勉強法
と思ったのですが、私は要約に関してはほとんど勉強をしていませんでした!
ちなみに私が主に行った要約対策は英検1級の英作文と読解問題を解くだけです!(理由はすぐ下に書いてあります!)
サンプル問題1題と英検1級 過去問に載っていた予想問題1題の2題を直前に解いてそれだけで終わりでした!
というのも、サンプル問題を見たところ、読んだ内容をそれっぽくまとめれば合格点は取れる思ったからです!
・英作文力
・その文章を読める力
👆要約に必要な力はこの2つだけであり、この2つの力は英検1級の英作文と読解問題を解くことだけで鍛えられると思いました!
なので、要約の対策はほとんどやっていません!
英検1級要約のコツ・私の回答
ただ、せっかくなので、英検1級要約問題のコツを紹介していきたいと思います!
・難しい表現は言い換える
・1段落ごとにどう言った内容を言っているかメモしておく
・何行目まで書けばいいかを把握しておく
👆これらを意識しながら、『段落ごとのメモ→英語にする』これだけをやればOKです!
普段皆さんが英文を読んでいるときの「この段落は大体こんな感じのことを言っているんだなぁ。」をそのまま英語にすればいいだけです!
👇というわけで実例を見ながらやっていきましょう!
Poyang Lake is China’s biggest freshwater lake. Although people have fished it for generations, these days, a new resource is being removed sand. Up to 10,000 tons of sand are dug up from the lake floor per hour, making this the world’s largest sand mine. Much of the sand is shipped to Shanghai-a city whose population has risen by 7 million since 2007—where it is used in the construction of high-rises, roads, and other structures. Massive mining operations exist not only in China but also in other nations, including Australia and the United States. Globally, the largest importer of sand is Singapore, which has used the resource to increase its territorial landmass by 20 square miles.
The consequences of sand mining are a major concern. Removing sand from water bodies increases water sediment, blocking out sunlight; this interferes with underwater plants’ production of oxygen, making survival for fish and other organisms difficult. In the case of Poyang Lake, sand removal has made the channels leading out of the lake much deeper and wider, doubling the amount of water flowing outward. Consequently, the lake’s water level has dropped dramatically. This threatens the water supply to neighboring wetlands, which are home to numerous bird species and other wildlife.
Many countries are becoming increasingly aware of the damage caused by sand mining. Demand for the resource has taken a toll on Indonesia, Malaysia, and Cambodia, which have banned sand exports in efforts to preserve local ecosystems. However, increasing demand means that when mining stops in one area, other areas take on the burden of supply. China’s Yangtze River, for example, was formerly a major sand-mining site, but by the late 1990s so much had been removed that bridges collapsed along with large sections of the riverbank. When sand mining was banned on the Yangtze in 2000, operations shifted to Poyang Lake. (290 words)
👇私がしたメモはこんな感じです!
1段落目 :中国の湖で砂がすごい取られていてそれが埋立地に使われている、中国以外のいろんな国でも行われていている
2段落目:砂が水中の沈殿物?(砂が漂っているってこと?)太陽光が塞がれる水中の生き物によくない+水路の幅が深く広くなって水が流れまくって、その湖の水面が下がってやばい
3段落目:これらの悪影響から、いろんな国でsand miningを禁止しているけど、結局その部分で禁止しても他の場所で行われる
であとは、この内容をテキトーに90~110文字ぐらいにすればいいのです!
ここで気をつけたいのが、自分の文字の大きさなら何行目まで書けばいいのかということです!
私の場合だと1行に約8文字でだったので、14行目まで書くことにしていました!
実際にこちらから回答用紙をダウンロードして自分がどのくらいの文字の大きさで何行まで書くべきなのかを確認しておきましょう!
In China’s Poyang Lake, sand has been removed from the lake, and they are used to create artificial land in other countries. This is a problem because when a lot of sands floats because of removing sand from the bottom of the lake. Some plants under the water does not make oxgen for other animals there. Additionally, the action widens and deepens lake’s exits. Therefore, the amount of water flowing from there increased and lower the level of water of the lake. This situations are also bad for the ecosystem. Of course, considering this bad effects, many countries prohibit such movements, but other areas which are not banned such actions are suffering.(112 words)
※文法的に間違っている部分もあるのでご注意ください!
👆もうこんなのでいいんですよ!ほとんど中学英語だけです!十分合格点取れます!笑笑
埋立地とかはわからなかったので、テキトーに人口の土地とかにしておきました!
なので、何が言いたいかというと、要約は読解と英作文をしっかりやっていれば確実に合格点は取れるということです!
というわけで、次に英作文の勉強法を紹介していきます!
英検1級ライティング(英作文)の対策・勉強法
次に、英検1級ライティング(英作文)の対策・勉強法について紹介していきたいと思います!
先ほど紹介しましたが、英作文対策は要約対策にもなるのでめちゃくちゃ重要です!
英検1級英作文の対策・勉強法
・英検1級 過去問のスピーキングのお題を使って毎日1つ英作文をする
もっと詳しくいうと、中学英語でいいから毎日1つ英作文をするです!
大体、30個ぐらいの英作文を書けば英検1級で合格するのに十分な英作文を書けるようになるはずです!
これだけで1000000000%合格点を取ることができます!
ただ、これだけだと漠然とし過ぎているのでより詳しく解説していきます!
その前に英検1級の英作文に必要な力をサクッと紹介します!
・中学英語でいいから200文字以上、英作文できる力
・トピックに対して何でもいいからそれっぽい理由を思いつく力
・何行目まで書けばいいかを把握しておく
👆この2つの力さえあれば、確実に英検1級の英作文で合格点を取ることができます!
そこで、これらの力を伸ばす具体的な勉強法として英検1級 過去問のスピーキングお題を毎日1題英作文しましょう!
なんでスピーキングなんだよ?英作文の対策をしたいんだけど
それにもちゃんと理由があります!
・英作文のお題だけだと足りない
・英作文とスピーキングのお題は8割以上被っている
👇英検1級 過去問には英作文のお題が6個しか載っていませんが、スピーキングのお題は全部で60個も載っているので十分対策になります!
しかも、A日程のみですが、模範解答がついており英作文と同じように理由が3つついており、構成も英作文と同じ構成になっています!
👇ちなみに、お題が8割以上被っている情報は一ノ瀬先生の動画でおっしゃっていました!
このように、英検1級 過去問を使って毎日英作文をしていれば、ある程度の英作文が書けるようになってきます!
1点だけ英作文をするときに意識することとしてオススメなのが、『書けない表現は言い換える』です!
と言うのも、書けない表現を言い換える力があれば、大体どんなことでも英作文にすることができるからです!
例えば、「埋立地」がわからなかったら、「人口の島」に言い換えてみたり、
また、「太陽光発電は生態系に対して有害な物質を出さないため、火力発電と比べて温暖化を防ぐことに貢献する」と言う文章があったら、
「太陽光発電(solar power generation)」、「有害な(detrimental, harmful, etc…)」、「火力発電(thermal power generation)」などがわからなかったら、
それぞれ、「the method which generate energy with solar power」, 「bad」, 「the way to produce electricity by using fossil fuel」
みたいな感じで、自分が言える表現に言い換えてしまえばいいのです!
おそらく30日ぐらい毎日書いていれば、大体のことは英語で書けるようになっているでしょう!
ここまでできれば、中学英語で英検1級合格に必要なレベルの英作文は作れるようになっています!
ちなみに、「中学英語の英作文で合格点が出るのか?」と言う疑問を持っている方もいるかもしれませんが、
後で紹介しますが、私の英作文も中学レベルだったので大丈夫です!
さらに、一ノ瀬先生の中学英語で書いた英作文でも十分合格点に乗っているので大丈夫でしょう!(なんなら私の英作文の点数より高いです!)
そして、もう一つ重要になってくるのが、『トピックに対して何でもいいからそれっぽい理由を思いつく力』です!
ぶっちゃけこれは、毎日英作文をしていれば、思いつくようになってきますが、
・『お金、時間、利便性、健康、環境』に絞って理由を考える
・思いつかない時は嘘でもなんでもいいのでそれっぽい理由を考える
👆この2つの力があれば、理由なんていくらでも思い付きます!
ぶっちゃけると『思いつかない時は嘘でのなんでもいいのでそれっぽい理由を考える』の力だけ鍛えればOKですが、一応両方とも紹介します!
👇この動画を見とくとより簡単に理由を思いつけるようになると思います!
👆詳しくはこの動画を見てほしいのですが、この動画をまとめると、『お金、時間、利便性、健康、環境』に絞って理由を考えろ!ということです!
例えば、私が受けた時のお題である
Will governments be able to keep up with increasing energy demands in the future?
和訳:政府は将来増えているエネルギー需要を満たし続けることができるのか?
と言うお題に対して『お金、時間、利便性、健康、環境』を使って考えると、
・政府はお金をたくさん持っているから可能
・政府は企業と比べて、利益を最優先しなくていいから時間があるから可能
・テクノロジーの発達により、より効率的な(利便性の高い)エネルギー創出方法ができているから可能
など、簡単に3つの理由を思い浮かべることができます!(ちょっとコツが必要かも?しれませんが)
慣れれば、簡単に理由を思いつけるようになると思います!
でも結構むずそうだな〜
ですよね〜!そこで役に立ってくるのが、嘘をつくと言うことです!
本当は、『お金、時間、利便性、健康、環境』で思いつけばいいんですけど、思いつかない時もありますよね!
そうゆうときはテキトーに嘘でもなんでもいいので、理由を思いつく訓練をしましょう!
先ほどの「政府は将来増えているエネルギー需要を満たし続けることができるのか?」お題だと、
私だったら、
・1年前に大量の化石燃料がアフリカ大陸で見つかった
・3年以内に、ごみを燃料にする技術が開発される
・例えば、日本の政府のレポートを見てみると毎年500億円以上の黒字なのでそのお金をエネルギーに使えばいい
などなど、いくらでも理由が思いつきます!
アフリカの話やゴミの話、日本政府のレポートの話など一切知りません!笑笑
嘘なんかついていいの?落ちない?
英検は英語の試験であって、知識力を測る試験でないので大丈夫です!
また、私も実際にスピーキングや英作文で嘘だかほんとだかわからないことばかり書きましたが、合格したので大丈夫でしょう!
そして、何行目まで書けばいいかを把握しておくですが、これはこちらから解答用紙をダウンロードして自分の文字の大きさだと何行目まで書けば200文字以上になるのかを確認しておきましょう!
25行目以上書くと240文字ぐらいになったので25行目までは書くようにしていました!
私の英検1級英作文の回答・テンプレート
まずは、私の回答を紹介して、少し解説を入れて、テンプレートを紹介していきたいと思います!
お題:Will governments be able to keep up with increasing energy demands in the future?
和訳:政府は将来増えているエネルギー需要を満たし続けることができるのか?
I think governments can keep on giving energy to the people and companies in the countries. Recently, a lot of energy resources were discovered in Africa. Additionally, advance in the technology can make it possible to turn garbage into energy. On top of that, governments tend to have much more money.
First, the amount of energy resrouces will increase in the future because the Cambridge University team found a large amount of oil in Africa last year. As a result, the prices of such fuels will decrease. Therefore, goverenments can continue to offer energy.
Second, the processes which are used to change litter such as household and plastic waste to electricity were found and they are likely to be implemeted worldwide in the near future. Consequently, they enable us to generate energy more easily and cheaply. Not only government but also others may not have to worry about energy problems.
Finally, according to the U.N. report, over 80% of countries’ governments earn a lot and get enough surplus every year. Moreover, they do not have to put earning money first unlike ordinary companies, so they are more likely to address such difficulties, if such bad things happened.
In conclusion, considering these reasons, the price of fuel can reduce and governments more likely to afford to solve these problems. Therefore, I think governments can keep up with increasing energy demands in the future.(233 words)
※文法的に間違っている部分もあるのでご注意ください!
ほとんどが中学英語でかなり簡単な文構造・単語で書かれていると思いますが、これでも十分合格点は出ます!
理由としては、
1. アフリカで新しく燃料が見つかって燃料代が安くなる
2. 新しい技術によってゴミが燃料に変わり燃料代が安くなる
3. 政府はお金を持っていて、しかも利益を追求しなくていいからエネルギー問題に対処できる
と言う先ほどの3つの理由で書きました!
もちろんどれも、理由も根拠も本当かどうかなんてわかりません!というか嘘です!
私はゴリゴリに固めたテンプレートがあまり好きじゃなかったので、ある程度応用の効くテンプレートにしていました!
I think/agree/disagree that ~. 理由3つの概要を述べる
First, 理由1+その具体例・根拠(アフリカで見つかった)。MoreoverかThereforeどっちかを使って深掘り
First, 理由2+その具体例・根拠(ゴミをエネルギーに変える方法が見つかった)。MoreoverかThereforeどっちかを使って深掘り
First, 理由3+その具体例・根拠(政府はお金をたくさん持っている)。MoreoverかThereforeどっちかを使って深掘り
In conclusion, considering these reaons, ~と言うことが言える。Therefore, ~お題の文章(例、governments will be able to keep up with increasing energy demands in the future)である。
👆の構成で文章を作っていました!
ボディの最初のFirst, Second, Thireの+その具体例・根拠の部分はbecause, sinceやandを使って付け足します!
・First, the amount of energy resrouces will increase in the future because the Cambridge University team found a large amount of oil in Africa last year.
・Second, the processes which are used to change litter such as household and plastic waste to electricity were found and they are likely to be implemeted worldwide in the near future.
そして、ボディの2文目となる部分はMoreoverかThereforeを使って、深掘りします!
英作文の膨らませ方として、「さらに、こんな点もある」、「よって、こうゆことが起こる」と言う2通りの話の膨らませ方があります!
👇詳しくはこの動画の一部部分を見てみてください(その解説の部分から再生できるようになっています!)
なので、それらをMoreover, in addition, therefore, theyby, consequentlyなどなどを使って深掘りしましょう!
そして最後に結論部分で、In conclusion, considering these reaons,の後ろでその英作文の概要を述べ(今回の例だと、燃料代が下がる+政府は余裕がある)、
その後にThereforeで締めくくれば終了です!
お題:Will governments be able to keep up with increasing energy demands in the future?
私の結論:Therefore, I think governments can keep up with increasing energy demands in the future.
👆私の場合は最後はめんどくさかったので、お題の内容を語順を入れ替えてそのまま使っていました!
まとめ
と言うわけで今回は英検1級の英作文で合格点を取るための対策方法やテンプレートなどについて紹介していきました!
まとめると、英検1級の英作文は中学英語でもいいのでそれっぽい理由を3つ述べられれば確実に合格点を取ることができます!
皆さんが英検1級に合格できることを願っています!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
それではまたっ!!