TOEIC800点を目指している人「TOEIC800点向けの参考書はいくつもあるけど、結局どれを使えばいいのかなぁ」
今回はこういった疑問に答えていこうと思います!
結論から言うと大学受験までの英単語・文法の知識があれば、公式問題集だけでも800点は到達可能です!
・TOEIC800点を取るためのオススメの参考書
・TOEIC800点のレベル・難易度
・TOEIC800点を取るために必要な力
・TOEIC800点を取るため勉強法
✔︎ この記事の信頼性
私は最初TOEICを受けた時はTOEIC440点しか取れませんでしたが、独学で975点までTOEICの点数を伸ばすことができました。
TOEIC800点を取るために最適な参考書の選び方・基準、注意点
書店やインターネットを見るとたくさんの参考書があってどれを選んでいいかわからなくなってしまいまいますよね!
以下の4つのポイントを基準に選びましょう!
1, 自分のレベルに合ったものかどうか
2, 新形式に対応しているかどうか
3, 自分の勉強法に合うものかどうか(紙orアプリetc)
4, 参考書は1度にたくさんやらない
自分のレベルに合ったもの
自分のレベルに合った参考書を選ぶことが4つの基準の中で1番大切です!
自分のレベルに合った参考書、単語帳を使ったとしてもレベルアップしない可能性があるからです!
例えば、現在中学英語レベルの単語もわからないのにいきなりTOEIC用の単語帳を覚えたり、
TOEIC用の問題を解こうとしても何を書いてあるのかわからないので、全く英語レベルが上がりません。
確かに公式問題集はレベルに関わらずやった方がいい参考書ですが、
1番は自分のレベルに合った参考書を使うことが大切です!
私もいきなりTOEICの対策ではなく、まずは大学受験時代の英語の復習から始めました!
新形式に対応しているかどうか
ほとんどないとは思うのですが、たまに旧形式のTOEICの問題のままの問題集が売っていることがあります。
TOEICの名前は2016年に「TOEIC TEST」から「TOEIC L&R Test」に変更されました!
👇ちなみに、文法特急の場合、赤い部分が違います!
TOEICは2016年5月から、問題の形式が変わり、リスニングでは会話問題、リーディングでは読解問題が増えているようです。
2016年以降に発行された新形式に対応した問題集を買いましょう!
自分の勉強法に合うものかどうか(紙orアプリetc)
自分の生活スタイルや勉強法に合ったものを選ぶのが重要です。
通学・通勤中の隙間時間に問題を解いているのか、それとも机に座って学習するのかによって、
どの参考書を選ぶか決めましょう!
通勤・通学中に勉強するなら、スマホで学習できるものが良いでしょうし、
机に向かって学習できるのであれば紙媒体のものがいいかもしれません。
自分が続けられるなと思えるものを選びましょう!
参考書は1度にたくさんやらない
そして1番大切なのが、参考書を1度にたくさんやらないです!
すでにTOEIC900点レベルになっている方ならわかっている方がほとんどだと思いますが、一度にたくさんの参考書に手を出してしまうと点数が伸びません!
私もTOEIC400点台の時は文法特急、金フレ、公式問題集、ターゲット1900、大学で配られたTOEIC対策参考書?などを同時並行でやっていました!
1冊あたりにかけられる時間も減りますし、どの参考書も中途半端になってしまい実力が上がりません!
特に文法、単語など同じ分野で2つ以上のものを同時並行で使うのはよくないです!
例えば、でる1000と文法特急や金フレと黒フレを同時並行でやるなどです!
片方を完璧にしてから次の参考書に移りましょう!
その後、TOEIC公式問題集とターゲット1900だけに絞って勉強をしたところ、次のTOEICで735点まで伸ばすことができました!
ここで、大切になってくるのが参考書を『1度に』たくさんやらないと言うことです!
1度に同時並行でやると全て中途半端になってしまいますが、1冊完璧にして次の参考書というふうにしていけば全ての参考書を自分の実力に繋げていくことができます!
私も模試は最低でも3周、文法問題の参考書は7周以上、単語帳は数えられないぐらい周回しています!
参考書を買うのは楽しいですし、たくさん買いたくなりますが、まずは今使っている参考書を完璧にしてから次の参考書を買いましょう!
ちなみに私は今は文法ははま1000、模試は韓国の既出問題集に絞り、単語は英検1級対策用に1度完璧にした4冊の単語帳を繰り返しています!
TOEIC800点を目指すためにオススメの参考書【5つ】
それではTOEICで800点を取得するためにオススメのテキストを必要度別に合計5つ紹介していきます!
1. ぶっちゃけこれだけで十分【2選】
2. これもオススメ【3選】
ぶっちゃけこれだけで十分【2選】
今回色々参考書を紹介していくんですけど、
正直ここで紹介する2冊だけをしっかり行えば、TOEICで800点は確実に取れます!
それは、
この2冊です!詳しく解説していきます!
大学受験までの英語の知識があるなら、本当にこの2冊だけでTOEIC800点達成できます!
大学受験の時に使っていた単語帳
大学受験の時の英単語を忘れてしまった方は、大学受験時に使っていた単語帳を覚え直す!
また、もし大学受験までの単語が全然わからないという方がいれば、
中学レベルの単語から大学受験レベルまでの単語を覚える必要があります!!
「大学受験用の単語帳で、本当に800点取れるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、
とれます!!
大学受験で覚える単語は大体2000個ぐらいですけど、中学で覚えた単語もあわせると、
日常会話で使われ単語のほぼ全てをカバーしたことになります!
なので、大学受験までの単語をマスターするということは、TOEICで単語という観点においてはほぼカバーしているので大丈夫です!!
TOEIC特有の単語について心配な方もいるかと思うのですが、
TOEIC専用の単語帳なしでもTOEIC特有の単語を覚えられる理由・TOEIC特有の単語は多くない
・何回も問題を解いていると出てくる
以上の理由により、問題をたくさん解いていると自然と覚えることができます!!
とりあえず、まだ大学受験レベルの単語をマスターしていない方、忘れてしまった方は、
王道の大学受験用の単語帳を覚えてサクッとTOEIC800点レベルの単語レベルに仕上げちゃいましょう!
上の3つは特に大学受験の王道の単語帳なので、TOEIC対策にもオススメです!
3つのうち一冊でも完璧にすればTOEICの単語という観点ではほぼ完璧です!
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
定価 | 3300円 |
---|---|
問題数 | 模試2回分(400問)※リーディング200問・リスニング200問 |
オススメ度 | |
おすすめする人 | ・TOEICを勉強している全ての日本人 |
値段がもう少し安くて、問題数がもっと多かったら星5つなんけどね😭
公式問題集のメリット | 公式問題集のデメリット |
・TOEIC本番テストとほぼ同じレベルの問題を解くことができる ・何冊も出版されている | ・一冊だけだと演習量的に足りない ・1冊3300円と高い |
👇公式問題集の詳しい使い方についてはこの記事をチェックしてみてください!
公式TOEIC Listening & Reading 問題集(以降、公式問題集)のいちばんのメリットは本番さながらのテストを受けられる点です!
公式問題集はTOEICを作っているETSにより作られているので、
本番とほぼ同じレベルのテストになっています!
また、リスニングのスピーカーも本番と同じスピーカーの方なので、
本番とほぼ同じ環境で問題を解くことができます!
私はTOEICで800点を取るまでに問題集は公式問題集しかやっていません!
ただ、意外とデメリットも多くて、問題数が模試2回分(200問×2)しか収録されていないため、
公式問題集だけだと、かなり演習量的には少ないです。
演習量を増やすためには公式問題集を何冊か買う必要があります!
また1冊3300円と高いので、それも玉に瑕ですね。
スタディサプリTOEIC対策コースならコスパ良くTOEICの問題を解きまくれるのでオススメですね!
問題集 | 価格 | 問題数 | 1問あたりの価格 |
---|---|---|---|
TOEIC公式問題集(2回分(200問×2)) | 約3300円 | 400問(本番形式の模試(200問×2)) | 約8.25円/1問 |
スタディサプリTOEIC対策コース(4000問(200問×20)) | 月額2728円~ | 4000問(200問×20) | 約1.46円/1問 |
私は紙派なので今はスタサプを使っていませんが、使ってみた感じスマホで勉強したい人には合うと思います!
気になった方は、スタディサプリ無料体験(7日間)を実施しているので一度試してみてください!
👇公式問題集の詳しい使い方についてはこの記事をチェックしてみてください!
これもオススメ【3選】
ぶっちゃけ、上で紹介した2冊以外に800点を超すために役立つパート別やコスパの良い参考書を紹介していきます!
1駅1題! TOEIC TEST 文法特急(パート5対策)
定価 | 935円 |
---|---|
問題数 | 153問 |
オススメ度 | |
おすすめする人 | ・パート5に特化した対策をしたい人 |
文法特急のメリット | 文法特急のデメリット |
・パート5を集中的に対策できる ・各問題に目標タイム記載されている ・小さいから持ち運びやすい ・かなり詳しく解説が書いてある | ・問題数が少ない |
1駅1題! TOEIC TEST 文法特急の特徴(以降、文法特急)は、パート5を集中的に対策できる参考書です!
公式問題集や他のTOEICの模試形式の問題集だと、どうしてもパート5の問題演習量が少ないです。
しかし、この文法特急を使えばパート5を集中的に対策することができます!
各問題にその問題を解くための目標タイムが記載してあるのでそれも目安になっていいですね!
さらに1問に対して1ページの解説がしてあるので、TOEIC受験生に必要な文法知識や語彙力をこれ一冊で網羅的に学習することができます!
しかし、TOEICで800点狙っている方の中には少し、難易度・問題量的に物足りないと感じる人もいるかもしれません!
153問収録されているのですが、パート5の問題なのですぐに解き終わってしまいます!
👇文法特急が簡単に感じる人はこちらの教材をやったほうがいいです!
TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ
定価 | 979円 |
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収録単語数 | 1000語 |
オススメ度 | |
おすすめする人 | ・問題演習の時間があまり取れない人 ・よりTOEICに集中して対策したい人 ・TOEIC専用の単語帳で単語を覚えたい人 |
金のフレーズのメリット | 金のフレーズのデメリット |
・TOEIC特有の単語と大学受験までの基礎的な単語を同時に覚えられる ・979円と1000円を下回る安さ ・無料音声付き | ・日本語→英語の記載になっている ・大学受験レベルの単語を復習するには少し数が足りない |
金のフレーズはTOEIC特有の単語を集中的に覚えることができる単語帳です!
大学受験レベルの単語に加えTOEICに頻出の単語も一緒に覚えることができます!
TOEIC特有の単語は先ほど書いたようにそこまで多くないので、
問題を解いているうちに覚えることができます!
しかし、十分な問題演習の時間を取れない方にオススメです!
逆に時間が余っていて、もっとTOEIC対策に時間を割きたいと言う方にもオススメです!
金のフレーズはサイズが普通の単語帳より小さくて、持ち運びやすいように設計されているので便利です!
大学受験までの単語が完璧な方はやらなくても大丈夫です!
この単語の難点は、大多数の単語帳は英語→日本語なのに対して、この単語帳は日本語→英語の表記になっている点ですね。
👇ちなみに中身はこんな感じになっています!
引用元:TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEIC精選模試シリーズ
定価 | 2,090円 |
---|---|
問題数 | リスニングorリーディングの模試5回分(500問) |
オススメ度 | |
おすすめする人 | ・TOEIC本番より少し難しめの問題を解きたい人 ・公式問題集より安い値段で問題を解きたい人 |
精選模試シリーズのメリット | 精選模試シリーズのデメリット |
・本番の形式にかなり近い問題集 ・1冊約2000円とかなり安くコスパも良い ・問題の難易度が高い ・たくさんのシリーズが出版されている | ・難しい(笑) |
次に紹介するTOEIC800点にオススメの参考書はTOEIC精選模試シリーズです!
・約2,000円で5回分のRかLを解ける、⭕️コスパ
・本番とかなり近い形式で、本番より少し難しい
まず、TOEIC精選模試シリーズの最大のメリットはそのコスパの良さです!
問題集 | 価格 | 問題数 | 1問あたりの価格 |
---|---|---|---|
TOEIC公式問題集(2回分(200問×2)) | 約3300円 | 400問(200問×2) | 約8.25円/1問 |
TOEIC精選模試 (5回分(100問×5)) | 約2000円 | 500問(100問×5) | 約4円/1問 |
TOEIC公式問題集と比べると1問あたりの値段が半分以下です!
しかも、TOEIC精選模試シリーズのすごいところは、ただ値段が安いだけじゃなくて、問題・解説の質がTOEIC公式問題集よりも高い点です!
問題の質(どれだけTOEIC本番試験に近いか)や解説の質についてもしかも、TOEIC精選模試シリーズの方がTOEIC公式問題集よりも高いように私は感じます!
確かに、最近のTOEIC公式問題集は難化傾向を反映していますが、それでもしかも、TOEIC精選模試シリーズの方が『TOEIC本番ぽさ』はあると思います!
ちなみにこれらがTOEIC精選模試シリーズとTOEIC公式問題集を比べた画像です!
👇公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10
引用元:公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10
👇そしてこちらが語注の違いです!
👇公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10
でも、TOEIC公式問題集の方が解説や語注の量が多い気がするんだけど?
確かに、それは私も思いました笑
確かに、TOEIC公式問題集の方が解説の量はありますが、解説が機械的なんですよね!
TOEIC精選模試シリーズの方が、受験者視点からの解説がついており、テクニックやコツについても詳しく書かれています!
ぶっちゃけ、『好み』的な部分もあると思いますが、ん〜、なんかTOEIC精選模試シリーズの解説はいいんですよね!
👇あとは、こんな感じで問題によっては『TOEIC990点講師の目』という項目が解説についており、それも役に立ちます!
・TOEIC800点を目指すにはオーバーワーク
確かに、TOEIC精選模試シリーズはコスパも良くて、解説もいいのですがTOEIC800点を狙うにはちょっとオーバーワークな気がします。
というのも先ほども言いましたが、TOEIC精選模試シリーズはTOEIC公式問題集や本番のTOEICよりも難しい問題で構成されています!
なので、人によってはメンタルにくる人もいるかもしれません!
私もまだ、TOEIC800点前半だった頃にTOEIC精選模試シリーズをやったら難しくて、メンタルがボロボロになりました!😂
また、TOEIC800点であれば、TOEIC公式問題集を3~5冊ほどを徹底的に3周ほど繰り返せば十分到達可能な点数です!
なので、強靭なメンタルを持っている人や、どうしても安い値段でTOEIC対策をしたい人以外はTOEIC公式問題集を使うことをおすすめします!
また、もしTOEIC精選模試シリーズを使う際は、RとL両方ともTOEIC精選模試3が一番難しいのと、ちょっと問題がTOEICぽくないので、
まずは、TOEIC精選模試1, 2から解きましょう!
最悪、精選模試3については解かなくてもいいと思います!
【秘訣】TOEIC800点にするための秘訣
・Part5だけを集中して対策する
次にTOEIC800点を取るための秘訣について紹介していきます!
すでにリスニングで400点以上取れる実力があるのであれば、Part5対策をするだけでもTOEIC800点を取得できる方はいるでしょう!
・Part5を早く正確に解けるようになることで、Part6,7に時間を余らせることができる
・Part5は文法知識を問われるので、その知識は他のパートでも役立つ
・Part5の正答率を上げることができる
・まとまった時間がなくても対策できる
まず、Part5対策をする一番のメリットについて紹介すると、全てのパートの点数を上げられる点です!
というのもPart5は、文法の知識を問う問題なので、Part5対策をするだけで文法の知識がどんどん溜まります!
さらに、Part5は細かい文法の知識を問う問題であるがために、文構造も他のパートに比べて複雑に作られていることが多いです!
例えば、withの付帯状況(With a smile on her face,…) や、倒置(Attached find the report for your review.)などです!
よって、Part5対策することよって他のパートの問題が比較的に優しく感じるようになります!
また、Part5を早く正確に解けるようになると、時間がかかるPart6, 7に時間を割くことができるので、より正解できる問題の数が増えます!
👇さらに、Part5はこんな感じでサクサク問題を解ける作りになっています!
引用元:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample05.html
よって、まとまった時間を用意しなくても勉強をすることができるのです!
さらに、TOEICでる1000問やTOEIC文法特急などのように、Part5だけに特化した参考書はたくさん出版されているので対策しやすいです!
問題集 | 価格 | 問題数(Part5) | 1問あたりの値段 |
TOEICでる1000問 | 2,530円 | 1000問 | 約2.5円 |
TOEIC文法特急 | 935円 | 153問 | 約6.1円 |
スタディサプリTOEIC対策コース(Part5(628問)+模試20回分) | 月額2728円~ | 1228問+α※Part5(628問)+模試20回分(Part5は600問) | 約2.2円 |
ちなみになのですが、スタディサプリTOEIC対策コースなら、1228問(約2.2円/1問)を月額2,728円で解けるのでスマホやタブレットを使って勉強している人にはオススメです!
今なら、スタディサプリ無料体験(7日間)を実施しているので一度試してみてください!
👇『パーフェクト講義 – 英文法編』のPart5(628問)、『実践問題集』の模試20回分※Part5(300問)を解くことができます!
👇問題はこんな感じになっています!
引用元:スタディサプリTOEIC対策コース
TOEIC800点のすごさ・レベル・難易度
次にTOEIC800点はどのくらいのレベルなのかについて紹介していきたいと思います!
TOEIC800点の難易度
大学入試までの英語を一通り勉強している人であれば、TOEICで800点をとるのはそこまで難しくない。
大学入試までの英語を一通り勉強している人であれば、TOEICで800点をとるのはそこまで難しくない。
私は初めて受けた時にTOEICで400点台でした。
しかし、その後大学受験の時に使っていたターゲット1900をもう一度ちゃんと復習し、
何冊かの公式問題集を使って勉強していたら、その2ヶ月後には735点をとることができ、
さらに、その1ヶ月後には800点をとることができました!
1日の勉強時間としては、3時間ほどTOEICの勉強をしていました!
TOEIC800点は『大学受験までの基礎的な英語の知識+TOEIC対策をしっかりやる』をすれば確実に取れる点数です!
こう考えると結構いけそうな気がしてきますよね!
TOEIC800点のレベル・英語力
次にTOEIC800点がどのくらいのレベル・英語力なのかについてみてきましょう!
TOEIC800点の単語力
必要な単語数 | TOEIC | 英検レベル | 大学受験レベル |
8,000〜10,000語 | 900点 | 準1級 | 該当なし |
6,000〜8,000語 | 800点 | 英検準1級 | 早慶, 難関国立大学 |
5,000〜6,000語 | 700点 | 2級〜準1級 | MARCH、関関同立レベル |
まず、TOEIC800点に必要な単語数ですが、約6,000~8000語だと思われます!
中学英単語〜大学受験上級レベルの英単語を合わせたら、大体8,000語ですね!
なので、ぶっちゃけ早慶や難関国立大学に受かっている方なら、なんの対策もなしにTOEIC800点レベルの単語力を持っていると言うことになります!
ただ、後述しますが、私のオススメとしては、
ターゲット1900などの大学受験の基礎的な単語は単語帳で覚えて、TOEIC公式問題集などに出てきたTOEIC特有の単語を問題を解きながら覚えていく
のが効率的にTOEICの点数を上げていくには良いです!
ちなみに、私はTOEIC900点までは、単語帳はターゲット1900しか使っていません!
TOEIC800点のリスニング力
・一語一句全てわかるわけではないが話の概要は分かる
・Part3, 4の細かい部分が聞き取れない
次にTOEIC800点のリスニング力がどのくらいのレベルなのかについて紹介していきます!
TOEIC800点レベルのリスニング力はそこまで高くありません。
ぶっちゃけ全く聞き取れない問題もあります!
しかし、逆にTOEICで800点を取れる人の特徴としては
・みんなが正解するような問題はほぼ正解する。
・みんなが答えられない難問を数問正解する
といった感じだと思います!
700点台の時と800点台の時では英語の聞こえ方そこまで変わらないです!
TOEIC800点のリーディング力
・全ての問題をギリギリ解き終えられるか終えられないかぐらい
・話の概要はわかるが細かい部分を聞かれるとミスをする
TOEIC800点レベルだと、ギリギリ全てのリーディングの問題を解き切れる人も出てくるでしょう!
しかし、かなりギリギリだと思います!
また、パート5~7を通して、わからない問題がちらほらあります。
さらにそれに加えて、凡ミスをしているので、わからない問題+凡ミスでそれで大体TOEIC800点になります。
さすがに、TOEIC800点レベルになると基礎的な問題はほぼ落とさないです。
しかし、TOEICは早く解かないといけないので、ケアレスミスで簡単な問題を落としていますこともあります。
ギリギリ解き終わることができ、簡単な問題は落とさず、難問も数問正解できるレベルですね。
TOEIC800点は上位15.9%
また得点分布を見てみると795点以上の割合が上位15.9パーセントなので
TOEIC800点はかなり上位だということがわかりますね!
引用元:TOEIC Program DAA2023(和文)2023年8月版
また、公式サイトも使っているCEFRという英語運用能力を比較するための国際的指標によると、
TOEIC800点のレベルはB2レベルに相当するそうです!
引用元:TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表
👇CEFRによるレベル分けは以下のようになっています!
CEFR レベル | 評価 | 説明 |
---|---|---|
A1 | 初級 | 基本的な日常会話ができる。 |
A2 | 初級 | 簡単な会話と基本的なコミュニケーションができる。 |
B1 | 中級 | 一般的なコミュニケーションができ、日常生活で問題なくコミュニケーションできる。 |
B2 | 中級 | 高度な会話やビジネスコミュニケーションができる。 |
C1 | 上級 | 高度なコミュニケーションや専門的なスキルがある。 |
C2 | 上級 | ネイティブスピーカーと同等の高度なスキルを持っている。 |
B2レベルだと高度な会話やビジネスコミュニケーションができるレベルなので
かなり高いレベルだと公式だと言われています!
TOEIC800点に必要な正答数は約160/200問
一般的にTOEICの1問の点数は5点と言われているので、5点×160問=800点と言う計算になります!
逆にTOEIC800点を取るのにしていいミスの数はLとR合わせて40問と言うことになります!
LとRそれぞれバランスよく80問(400点)点づつでもいいですし、
TOEICはLの方が簡単なので、L90問(450点)、Rで70問(350点)正解でも800点になります!
L(リスニング) | R(リーディング) | 合計 | |
バランス型(L:R = 400点:400点) | 400点(80%(80/100)) | 400点(80%(80/100)) | 800点(80%(160/200)) |
リスニング得意型(L:R = 450点:350点) | 450点(90%(90/100)) | 350点(70%(70/100)) | 800点(80%(160/200)) |
※リスニングは3問~6問ミス、リーディングは1~3問ミスでも満点が出るので、この図は正確には違うので参考程度にしてください!
自分に合った得点方法でTOEIC800点を目指しましょう!
TOEIC800点と他の試験の比較
また、TOEIC800点をTOEFLや英検、IELTSと比較してみると
IELTS | TOEFL iBT | TOEIC | 英検 |
7.0 – 7.5 | 100 – 110 | 900 – 990 | 準1級or1級 |
6.0 – 6.5 | 70 – 100 | 800 – 900 | 準1級 |
5.5 – 6.0 | 50 – 70 | 600 – 800 | 2級or準1級 |
この表を見てみると、TOEICで800点は英検準1級、IELTS6.0、TOEFL70点程度だということがわかります。
他の試験と比較するとTOEIC800点の凄さがより分かりますね!
TOEIC800点を取るための勉強法
ここからはTOEICで800点を達成するための勉強法について紹介していきたいと思います!
・TOEIC800点をとるための単語勉強法
・TOEIC800点をとるためのリーディング勉強法
・TOEIC800点をとるためのリスニング勉強法
と言うわけで一つづつ見てきましょう!
TOEIC800点をとるための単語勉強法
・大学受験の基礎的な単語は完璧にする
・TOEIC公式問題集などを解きながら頻出の単語を覚える
まず、TOEIC800点に必要な単語は『大学受験の単語+TOEIC頻出の単語』です!
これらのうち『大学受験の単語』の部分はターゲット1900やシステム英単語など使って、覚えてください!
単語帳の覚え方は、人それぞれあったものがあるので、ここでは紹介しません。
TOEIC800点を狙っているような方なら、大学受験基礎レベルの単語はもう覚えているはずです!
👇参考程度に、20,000語覚えた私の単語暗記方法について載せた記事を貼っておきます!
なので、次に『TOEIC頻出の単語』の部分の覚え方について紹介していきます!
と思ったのですが、TOEIC特有の単語はTOEIC公式問題集を2~3冊をそれぞれ5周づつもすれば自然と覚えることができます!
問題を解くだけでTOEIC特有の単語は覚えることができます!
イヤイヤ、無理でしょ!大学受験の時も問題解くだけじゃ単語覚えられなかったんだけど!💢
そうなんですけど、TOEICの場合は問題を解いてちゃんと復習をしていれば、それだけで、確実に単語を覚えることができます!
・TOEICに出てくる単語の種類はかなり限られている
・出てくる単語の種類が限られているので、何回も出会うことができる
大学入試や英検などはアカデミックなものが多く、天文学、心理学、社会、グローバル、etc…など、出てくるトピックに幅があります!
それに対して、TOEICは基本的にビジネス関連のことからしか問題が出題されません!
よって、出てくる単語の種類もかなり狭いのです!
さらに、出てくる単語の種類も少ないので、問題を解いていると何回も出会うことができ、結果として、問題を解くだけで単語を覚えることができるのです!
私も、mural(壁画), walk-in(歩いて入れる、予約なしの), formula(処方箋、製法), classified(秘密の), proprietary(専売の), etc…TOEICの問題を解くだけで覚えた単語がめちゃくちゃあります!
なので、とにかくTOEICの問題を解いて、しっかり復習していれば、TOEIC800点を取るのに必要な単語は全て覚えることができます!
TOEIC800点をとるためのリーディング勉強法
模試形式の参考書(TOEIC公式問題集など)を解いて徹底的に復習をできるだけ毎日やる
TOEIC400点台の時から975点の現在までずっとこの勉強法です!
これだけじゃさっぱりわからん!もっと詳しく教えてくれ!
より詳しく解説していきます!
1, 問題を解く
2, 問題中のわからない単語・文法、問題の根拠を全て復習
3, 👆1と2をわからないところがなくなるまで繰り返す
まずは、TOEIC公式問題集などの模試を解きましょう!
ちなみに、この時一気に100問解けない方もいると思うので、分割しちゃっても大丈夫です!
私も最初の方はPart5と6、Part7のシングルパッセージ、Part7のマルチパッセージに分けて毎日解いていました!
そして、この問題を解く際に絶対やってほしいのが、自信のない問題・わからない単語・わからない文構造には全て印をつけておくです!
これをやっておくことで、自分が苦手な部分のみを集中的に復習することができます!
👇ちなみに私は、わからない単語・文章には下線をひいて、自身のない問題には「?」をつけてます!
そして、問題を解き終わったら、間違っていた問題と正解していたが自信のなかった問題を中心に復習をしていきます!
そして、さらに先ほど「下線」を引いておいた、意味がわからなかった単語・文構造を取れなかった文章も徹底的に復習していきます!
👇こんな感じで、構文解析したり、わからない単語の意味を調べたりしています!
わからない単語は辞書を使えばいいと思うんだけど、文法はどうやって調べるの?
👇ChatGPTに聞きましょう!
この作業をひたすら繰り返していけば100%TOEICの点数が上がります!
1つの模試に対してここまでの勉強法を最低でも3回は繰り返すようにしています!
TOEIC800点をとるためのリスニング勉強法
模試形式の参考書(TOEIC公式問題集など)を解いて徹底的に復習をできるだけ毎日やる
1, 問題を解く
2, 問題・スクリプト中のわからない単語・文法、問題の根拠を全て復習
3, 👆1と2をわからないところがなくなるまで繰り返す
次にTOEIC800点をとるためのリスニング勉強法を紹介していきますが、基本的にはリーディングと同じなので読み飛ばしちゃってもOKです!
・スクリプト中のわからない文構造・単語を調べる
・発音がわからない単語の発音を調べる
👆ちなみにこれらがRとLの勉強法の違いです!
まずは、先ほどと同様にTOEIC公式問題集などの模試形式のものを解きます!
こちらもリーディング同様、1日で100問解く時間がない方は分割しちゃっても大丈夫です!
私も最初の方はPart1と2, Part3, Part4のように3分割していました!
そして、リーディング同様わからない単語・文構造・自信のない問題には印をつけておきました!
👇こんな感じです!わからない単語・文構造には「下線」、自信のない問題には「?」です!
引用元:TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2
そして、その日の分が解き終わったら、復習に移ります!
その際には、先ほどの印を参考にしながら、間違った・正解していたが自信のなかった問題の根拠、問題・スクリプト中のわからない文構造・単語を全て調べます!
引用元:TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2
👇リスニングもリーディング同様、わからない文構造はChatGPTに聞きましょう!
これをひたすら繰り返すだけです!
1つの模試に対して3回も繰り返せば、その模試の内容は自分の実力になっているはずです!
これだけでいいの?シャドーイングとかはやらなくていいの?
やらなくてOKです!ただ、発音がわからない単語だけは発音をチェックしておきましょう!
まとめ
というわけで今回は最短でTOEIC800点に到達するための上級者まで使えるTOEICの教材を紹介していきました!
ぶっちゃけ、公式問題集だけでもTOEIC800点レベルの実力がつくので、
まだTOEIC初心者の方はTOEICの公式問題集を解きまくるのがいいです!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
それではまたっ!